ドメーヌ ド ロルチェ/ラングドック地方 ラングドック地区 ヴァルフローネ村

wine france

 

 

畑は降水量がやや多く涼しい地中海気候に分類され、畑の広さは60ヘクタールにも及び、南向きの日当たりのよい、ロルチュの丘側の斜面の北側にはムールベードル、北向きのピク サン ルーの丘側の斜面にはシラー、その間の平地の区間にグルナッシュや白品種のシャルドネやソービニヨン ブラン、ルーサンヌなどが植えられています。

「GRAND CUVEE」は樽熟成で深みのあるエレガントさを与え、「CLASSIQUE」については一貫してステンレスタンクで醸造が行われ、フレッシュで爽快感のあるワインに仕上がります。また、各ワインの葡萄品種の使用割合については毎年葡萄の出来具合によって変わります。

グランド キュベ ブラン 

葡萄品種は毎年変わりますが、およそシャルドネ60〜70%ヴィオニエ20〜25%ルーサンヌ10〜15%となっています。発行前侵漬はせず、すぐにプレスしてデブルバージュしたあとにアリエの大樽(新樽)で4週間アルコール発酵を行い、週1回バトナージュを行いながら新樽100%で8ヶ月熟成されます。香りは杏子やアカシヤの花を連想させ、口当たりは柔らかくて果実味がしっかりとしており、余韻がとても長く残ります。この地方のものとしては長熟のものに仕上がります。  

クラシック ブラ

葡萄品種はシャルドネ種、ソーヴィニヨン・ブラン、ヴィオニエ種、ルーサンヌ種などが使われますが、年によって比率が変わります。ルーサンヌ種のみ果皮侵漬を行い、繊細でふくよかなアロマを引き出します。アルコール発酵はステンレスタンクでフレッシュなワインを目指しています。グレープフルーツやパイナップルのような爽やかな香りで、柑橘系の新鮮な果実味と酸味、コクが楽しめます。

◎クラッシック ルージュ(ピク サン ルー)

葡萄品種は基本的にシラー60%、グルナッシュ20〜30%、ムールベードル種10〜20%となっています。アルコール発酵はステンレスタンクで25日間行い、同じくステンレスタンクで10ヶ月間熟成させます。日当たりの良い畑のムールヴェードル種を僅かに加えることでワインに厚みと力強さを与えつつ、ステンレスタンク発酵熟成によるフレッシュな果実味と酸味でバランス良く仕上げた飲みやすいワインです。

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